~11月のDI値、9指標すべてが悪化~
(平成26年11月末現在)
平成27年1月1日発表
全国中小企業団体中央会
11月は、9指標すべてが悪化した。全国中小企業団体中央会
特に売上高DIは前月比-7.1ポイントと悪化幅が大きく、景況DI、収益状況DIは-30ポイント超となり、いずれも平成25年2月以来の低水準。 円安の進行に伴って原材料費の高騰が続き、原油価格は下落傾向にあるものの、燃料価格は高止まりしており、収益環境の悪化を懸念する報告が多い。中小企業の先行きは、なお予断を許さない状況にある。
11月の調査結果の概況
【前年同月比DIの動きとポイント】
1.11月のDIは、前月比で9指標すべてが悪化となった。
2.売上高DIは、前月比-7.1ポイントと大きく悪化した。
3.景況DI、収益状況DIは-30ポイント超となり、いずれも平成25年2月以来の低水準。
4.雇用人員DIは、悪化が続いている。
【情報連絡員からの報告のポイント】
円安の進行に伴って原材料費の高騰が続き、原油価格は下落傾向にあるものの、燃料価格は高止まりしており、収益環境の悪化を懸念する報告が多い。 加えて、消費税率引上げ後の長引く内需低迷や再増税延期の決定、衆議院解散による影響を指摘する声も寄せられている。
詳細は、「平成26年11月の中小企業月次景況調査」下記報告HPにてご覧ください。
(http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei14-11.html)
本調査は、都道府県中央会に設置されている情報連絡員〔中小企業の組合(協同組合、商工組合等)の役職員約2,600名に委嘱〕による調査結果です。調査の対象は、情報連絡員が所属する組合の組合員の全体的な景況(前年同月比)です。
詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ
(http://www.chuokai.or.jp/) に掲載されている。