~5月のDI値、9指標中6指標が小幅ながら悪化~
平成26年6月20日 発表
(全国中小企業団体中央会)
5月は、9指標中6指標が小幅ながらあくかとなった。7指標が悪化となった。消費税増税前の駆け込み需要の反動減により、4月は主要3指数が過去最大の悪化幅となっつたが、5月も景況DI及び収益状況DIは下げ止まっていない。(全国中小企業団体中央会)
原材料高や燃料高等のコスト高の影響が重なっていることを指摘する声も多く、反動減からの脱却を見通せない状況となっている。
5月の調査結果の概況
【前年同月比DIの動きとポイント】
1.5月の前年同月比DIは、9指標中6指標が悪化となった。
2.主要3指標のうち、景況DI及び収益状況DIは、前月に続き悪化となった。
3.販売価格DIのみが、前月に続きプラスとなっている。
【情報連絡員からの報告のポイント】
消費税増税後の状況について、マイナスの影響は「想定内」「比較的小さかった」という報告もあるものの、「増税分の転嫁ができていない」「駆け込みの反動減が続いている」という声が多く見られている。また、増税に加え、原材料高や燃料高等のコスト高が重なっていることの影響を指摘する報告も依然として多い。
本調査は、都道府県中央会に設置されている情報連絡員〔中小企業の組合(協同組合、商工組合等)の役職員約2,600名に委嘱〕による調査結果です。調査の対象は、情報連絡員が所属する組合の組合員の全体的な景況(前年同月比)です。
詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ
(http://www.chuokai.or.jp/) に掲載されてい