平成25年6月13日
( 内 閣 府 )
◎ 景気は、着実に持ち直している。( 内 閣 府 )
内閣府は、平成25年6月13日、6月の「月例経済報告」を発表した。同報告では、景気の現状を総括して、「景気は、着実に持ち直している」と判断した。
先行きについては、輸出が持ち直し、各種政策の環境の効果が発現するなかで、企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。
総 論(我が国経済の基調判断)
景気は、緩やかに持ち直している。
・輸出は、持ち直しの動きがみられる。生産は、持ち直している。
・企業収益は、製造業を中心に改善している。設備投資は、下げ止まりつつある。
・企業の業況判断は、改善の動きがみられる。
・雇用情勢は、厳しさが残るものの、改善している。
・個人消費は、持ち直している。
・物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にあるものの、このところ一部に変化の兆しもみられる。
先行きについては、輸出が持ち直し、各種政策の環境の効果が発現するなかで、企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。
(政策の基本的態度)
政府は、大震災からの復興を加速させるとともに、デフレからの早期脱却と経済再生の実現に向けて全力で取り組。このため、「再生の10年」に向けた基本戦略を示す「骨太方針(仮称)」及び「成長戦略(仮称)」を取りまとめる。
日本銀行には、2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現することを期待する。
以下、月例経済報告の「平成25年6月度の総 論・各 論」の詳細は、内閣府のホームページに掲載されている。