~4月の前年同月比DI値は、前月同様8指標全てが上昇したが、収益状況は8指標中最低の-27.3ポイント~
平成25年5月20日
(全国中小企業団体中央会)
◎4月の前年同月比DI値は、前月同様8指標全てが上昇したが、収益状況は8指標中最低の-27.3ポイント。(全国中小企業団体中央会)
○中小企業の景況は、一段と進んだ円安によって、輸入原材料等の調達コストが更に上昇しているにもかかわらず、販売価格への転嫁ができない、収益の改善が進まない等の影響が鮮明に表れ、今後の資金調達を懸念する報告も見られるなど、依然として厳しい状況。景気回復への期待の高まる一方で、中小企業では実感に乏しく先行きを注視する必要がある。
4月の調査結果の概況
1.主要指数の前年同月比DI値の動き
4月の前年同月比DI値は、前月同様8指標全てが上昇したが、収益状況は8指標中最低の-27.3ポイント。
2.中小企業の景況の現状
主要指標8指標全てが上昇した。中小企業の景況は、一段と進んだ円安によって、輸入原材料等の調達コストが更に上昇しているにもかかわらず、販売価格への転嫁ができない、収益の改善が進まない等の影響が鮮明に表れ、今後の資金調達を懸念する報告も見られるなど、依然として厳しい状況。
政府の経済対策による景気回復への期待が高まる一方で、中小企業では実感に乏しいとする報告がみられるなど、先行きを注視する必要がある。
本調査は、都道府県中央会に設置されている情報連絡員〔中小企業の組合(協同組合、商工組合等)の役職員約2,600名に委嘱〕による調査結果です。調査の対象は、情報連絡員が所属する組合の組合員の全体的な景況(前年同月比)です。
詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ
http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei1304.pdf に掲載されている