~3月の前年同月比DI値は8指標全てが上昇、収益状況は8指標中最低に止まる~
平成25年4月22日
(全国中小企業団体中央会)
◎3月の前年同月比DI値は、前月同様8指標全てが上昇したが、収益状況は8指標中最低の-29.9ポイント。(全国中小企業団体中央会)
○中小企業の景況は、景気回復への期待の高まりが収益の改善に結びついていない一方、更なる円安の進展による輸入原材料等の調達コスト上昇分を価格転嫁できない厳しい状況。中小企業金融円滑化法の期限到来による今後の資金繰りを懸念する報告も見られる等、依然として予断を許さない状況。
3月の調査結果の概況
1.主要指数の前年同月比DI値の動き
3月の前年同月比DI値は、前月同様8指標全てが上昇したが、収益状況は8指標中最低の-29.9ポイント。
2.中小企業の景況の現状
主要指標8指標全てが上昇した。中小企業の景況は、景気回復への期待の高まりが収益の改善に結びついていない一方、更なる円安の進展による輸入原材料等の調達コスト上昇分を価格転嫁できない厳しい状況。中小企業金融円滑化法の期限到来による今後の資金繰りを懸念する報告も見られる等、依然として予断を許さない状況。
本調査は、都道府県中央会に設置されている情報連絡員〔中小企業の組合(協同組合、商工組合等)の役職員約2,600名に委嘱〕による調査結果です。調査の対象は、情報連絡員が所属する組合の組合員の全体的な景況(前年同月比)です。
詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ
(http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei1303.pdf)に掲載されている。