月例経済報告
(平成24年12月)
(平成24年12月)
平成24年12月21日
( 内 閣 府 )
◎ 景気は、世界景気の減速等を背景として、このところ弱い動きとなっている。( 内 閣 府 )
内閣府は、12月21日、12月の「月例経済報告」を発表した。同報告では、景気の現状を総括して、「景気は、世界景気の減速等を背景として、このところ弱い動きとなっている」と判断し、前月判断を下方修正いた。
先行きについては、「当面は弱めが残るものの、復興需要が引き続き下支えするなかで、海外経済の状況が改善するにつれ、再び景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外経済を巡る不確実性は依然として高く、我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、雇用や所得環境の先行き、デフレの影響等にも注意が必要である。」としている。
総 論(我が国経済の基調判断)
景気は、世界景気の減速等を背景として、このところ弱い動きとなっている。
・輸出は、このところ緩やかに減少している。生産は減少しているものの、そのテンポは緩やかになっている。
・企業収益は、製造業を中心に弱含んでいる。設備投資は弱い動きとなっている。
・企業の業況判断は、製造業を中心に慎重さが増している。
・雇用情勢は、依然として厳しさが残るなかで、このところ改善の動きに足踏みがみられる。
・個人消費は、おおむね横ばいとなっている。
・物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。
先行きについては、「当面は弱めが残るものの、復興需要が引き続き下支えするなかで、海外経済の状況が改善するにつれ、再び景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外経済を巡る不確実性は依然として高く、我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、雇用や所得環境の先行き、デフレの影響等にも注意が必要である。」としている。
以下、月例経済報告の「平成24年12月度の総 論・各 論」の詳細は、内 閣 府のホームページに掲載されている。