~12月のDI値、「設備操業度」「雇用人員」を除く6指標で前月比上昇~
(平成23年12月末現在)
平成24年1月20日
(全国中小企業団体中央会)
◎ 12月のD1値は、前月に比べて「設備操業度」「雇用人員」を除く6指標が上昇した。(全国中小企業団体中央会)
○「売上高」は非製造業を中心に大きく上昇したが、全体の景況改善の動きは小幅に止まった。12月の調査結果の概況
○中小企業の景況は、円高による輸出減やコストダウン要請強化の一方、円高メリットは限定的で原材料価格が高止まっているうえ、タイの洪水被害の影響も残るなど、先行きに注意を要する状況が続いている。
1.主要指数の前年同月比DI値の動き
・12月のDI値は、前月に比べて「設備操業度」「雇用人員」を除く6指標が上昇した。2.中小企業の景況の現状
・「売上高」は7ポイント、「収益状況」は4.5ポイントの上昇。しかし「景況」は1.6特ポイントの小幅上昇。
・「売上高」「収益状況」は非製造業を中心に大きく上昇したが、全体の景況改善の動きは小幅に止まっている。
「売上高」と「収益状況」の指標が非製造業を中心に大きく上昇したが、全体の景況改善の動きは小幅に止まっている。中小企業の景況は、円高による輸出減やコストダウン要請強化の一方、円高メリットは限定的で原材料価格が高止まっているうえ、タイの洪水被害の影響も残るなど、先行きに注意を要する状況が続いている。
本調査は、都道府県中央会に設置されている情報連絡員〔中小企業の組合(協同組合、商工組合等)の役職員約2,600名に委嘱〕による調査結果です。調査の対象は、情報連絡員が所属する組合の組合員の全体的な景況(前年同月比)です。
詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ