~8月のDI値、「景況」「売上高」など5指標で前月比悪化~
(平成23年8月末現在)
平成23年9月21日
(全国中小企業団体中央会)
◎ 8月のD1値は、前月に比べて「景況」「売上高」など5指標がわずかに低下した。(全国中小企業団体中央会)
○「景況」「売上高」の低下は4ヶ月ぶりだが、全体としては横ばい。8月の調査結果の概況
○中小企業の景況は、資材・部品価格の高止まりによる収益圧迫や放射能汚染の風評被害に加え、急激な円高により、先行きに不安を抱えた状況が続いている。
1.主要指数の前年同月比DI値の動き
・8月のDI値は、前月に比べて「取引条件」「設備操業度」「収益状況」を除く5指標がわずかに低下した。2.中小企業の景況の現状
・「景況」「売上高」の低下は4ヶ月ぶり。
・主要指数は全体的に横ばいとなっている。
「景況」、「売上高」が4ヶ月ぶりに低下したが、主要指数の変化ははいずれもわずかで、ほぼ横ばいとなっている。中小企業の景況は、資材・部品価格の高止まりによる収益圧迫や、放射能汚染の風評被害に加え、急激な円高により、先行きに不安を抱えた状況が続いている。
本調査は、都道府県中央会に設置されている情報連絡員〔中小企業の組合(協同組合、商工組合等)の役職員約2,600名に委嘱〕による調査結果です。調査の対象は、情報連絡員が所属する組合の組合員の全体的な景況(前年同月比)です。
詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ
(http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei11-08.htm)に掲載されている。