~9月のDI値、「景況」「売上」「収益状況」など5指標で前月比悪化。~
(平成22年9月末現在)
平成22年10月20日発表
(全国中小企業団体中央会)
◎ 9月のD1値は、前月と比べて、「景況」「売上高」「収益状況」などの5指数が悪化した。
(全国中小企業団体中央会)
◎ 9月のD1値は、前月と比べて、「景況」「売上高」「収益状況」などの5指数が悪化した。
○「景況」は2ヵ月連続の悪化。「売上高」の悪化は11ヵ月ぶり、「収益状況」の悪化は10ヵ月ぶり。
○ 中小企業の景況は、内需低迷が続く中で、販売価格の低下と原材料価格上昇、エコカー補助金終了による需要の反動減に加え、円高の悪影響が顕著になり、先行き警戒が必要な状況にある。
9月の調査結果の概況
1.主要指数の前年同月比DI値の動き・9月のDI値は、前月と比べて、「景況」「売上高」「収益状況」「取引条件」「設備操業度」の5指標が悪化した。
・「景況」は2ヵ月連続の悪化。「売上高」の悪化は11ヵ月ぶり、「収益状況」の悪化は10ヵ月ぶり。
・6月以降鈍化していた景況改善の動きは悪化傾向に転じ、業種間にも依然大きなかくさがある。
2.中小企業の景況の現状主要指標は、「景況」が2ヵ月連続で悪化し、「売上高」「収益状況」なども約1年ぶりに悪化した。金属・機械関連業種の回復に支えられた景況改善の動きには息切れがみられろ。
中小企業の景況は、内需低迷が続く中で、販売価格の低下と原材料価格の上昇、エコカー補助金等の景気対策の終了による需要の反動減に加え、円高の悪影響が顕著になり、先行き警戒が必要な状況にある。
詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ
(http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei10-09.htm)に掲載されている。