~月例経済報告~(平成22年4月)
平成22年4月16日
( 内 閣 府 )
◎ 景気は、厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる。( 内 閣 府 )
内閣府は、4月16日、4月の「月例経済報告」を発表した。
同報告では、景気の現状を総括して、「景気は、着実に持ち直してきているが、なお自律性は弱く、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある。」と判断し、前月判断を据え置いた。
先行きについては、「当面、雇用情勢に厳しさが残るものの、企業収益の改善が続くなかで、海外経済の改善や緊急経済対策の効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。一方、海外景気の下振れ懸念、デフレの影響など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。また、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である」としている。
詳細は、内 閣 府のホームページに掲載されている。
全中 2010 05.01発
◎ 中小企業の業況は、引き続き持ち直しの動きが見られるものの、弱い動きを示した業種もあるなど、依然として厳しい状況
~ 第119回 中小企業景況調査(2010年1~3月期)(抄)~
(経済産業省・中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整備機構)
経済産業省・中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整備機構は、3月29日、「第119回中小企業景況調査(2010年1~3月期)」の結果を公表した。同調査は、全国の中小企業19,000社を対象に、都道府県中央会の情報連絡員等がヒアリングを行い、中小企業の業況判断、売上及び経常利益等の平成22年1~3月期 実績及び平成22年4~6月期見通しについて取りまとめたものである。 同調査結果によると、全産業の業況判断DIが4期連続(製造業:4期連続、非製造業:4期連続)してマイナス幅が縮小するとともに、地域別の業況判断DIにおいては、全8地域中、北海道でマイナス幅が拡大、四国など6地域でマイナス幅が縮小、東北は横ばいであった、としている。
詳細は、中小企業庁のホームページに掲載されている。