中小の景況感、製造業・非製造業ともに前回比5ポイント改善
~ 日銀短観(9月)(抄) ~
平成21年10月1日
(日本銀行)
◎日本銀行は、10月1日「第142回 全国企業短期経済観測調査(短観)」の結果を発表した。同調査は、8月26日~9月30日にかけて、全国10,235社(内、大企業2,378社、中堅企業2,730社、中小企業5,127社)及び金融機関204社を対象に実施されたものである。
今回の短観では、企業の景況感を表す「業況判断指数(DI)」が前回の6月調査に比べて、中小製造業っで5ポイント改竄のマイナス52ポイント、中小非製造業は5ポイント改善のマイナス39ポイントとなった。
平成21年12月までの先行きについては、中小製造業がマイナス44ポイント(今回比プラス8ポイント)、中小非製造業がマイナス40ポイント(同マイナス1ポイント)の判断となっいる。
(http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/tk/yoshi/tk0909.htm)
2009 1.15
◎ 中小企業の業況は、持ち直しの動きが見られるものの、依然として厳しい状況。
~ 第117回 中小企業景況調査(2009年7~9月期)(抄)~
(経済産業省・中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整備機構)
経済産業省・中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整備機構は、9月29日、「第117回中小企業景況調査(2009年7~9期)」の結果を公表した。
同調査は、全国の中小企業18,891社を対象に、都道府県中央会の情報連絡会員等がヒアリングを行い、中小企業の業況判断、売上及び経常利益等の平成21年7~9月期実績及び平成21年10から12月期見通しについて取りまとめたものである。同調査結果によると、全産業の業況判断DIが2期連続してマイナス幅が縮小したほか、地域別の業況判断DIにおいても、全8地域中、すべての地域でマイナス幅が縮小したとしている。
詳細は、中小企業庁のホームページに掲載されている。
(http://www.chusho.meti.go..jp/koukai/chousa/keikyo/index.html)