〇「第18回 愛知県舞台技術者セミナー」
「東日本大震災と劇場」東日本大震災に加え、深刻 な原発事故も重なり、一時期日本全土で文化芸術活動が停止状態でした。被災地の公共ホール・劇場の被災状況も、その多くが深刻なダメージを受けたという情 報もありますが、詳細は把握できてはいません。日本は自然災害が多く、首都圏直下型地震、東海・東南海・南海地震の可能性もささやかれ、どこにいても災害 に襲われる可能性はあります。災害は国民全員の問題です。今後発生が予想される災害に迅速に対応するために、今回の災害の状況を正確に把握し、今後の対応 の準備をする必要に迫られています。
4月12日付けの文化庁長官から全国の文化芸術関係団体に送られたメッセージにもあるように、文化芸術は人の心に癒しや希望を与え、震災復興にも貢献で きるものであることから、被災された方々の心情や電力事情等を十分踏まえながら、文化芸術活動を積極的に行うことにより、今後の復興を支え、将来起こりえ るであろう再度の災害に備えなければなりません。
今回のセミナーは、「文化芸術による大震災復興への動き」と今年2月に閣議決定された「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第3次基本方針)」を文化 庁より講演いただくのを始め、「英国・欧州における危機管理(天災を含む)と安全確保」、及び各分野より東日本大震災における被害状況の報告を受けます。講 師参加対象 : 舞台技術者(照明/音響/美術/舞台監督/劇場管理技術)
門岡 裕一 文化庁文化部芸術文化課 文化活動振興室長
田中伊都名 イギリス在住、劇場コンサルタント、プロダクションマネージャー
報告者
森 健輔 公益社団法人劇場演出空間技術協会(JATET)副会長
本杉 省三 日本大学理工学部建築学科教授、公益社団法人劇場演出空間技術協会
(JATET)技術委員長舞台機構・舞台照明・舞台音響各分野の報告、特別講師
被災地からの報告、
舞台機構会社・舞台照明会社・舞台音響会社各社の報告
佐藤 壽晃(劇場コンサルタント、照明家)
松木 哲志(舞台音響家)
草加 叔也(劇場コンサルタント)
尚、講師他、研修セミナーの詳細は、下記ホームページにてご覧ください。
演出家・劇場建築家・実演家・演劇関係者・建築機材メーカー
安全機器メーカー社員各位等日 時 : 平成23年7月12日(火)~13日(水) 9:30~受付(小ホールロビー)プログラムの内容についてのお問合せ
会 場 : 愛知県芸術劇場大ホール・小ホール・コンサートホール
主 催 : 愛知芸術文化センター(愛知県芸術劇場) (財)愛知県文化振興事業団
愛知県舞台運営事業協同組合
後 援 :文化庁/(社)日本芸能実演家団体協議会・他諸団体各位
愛知県舞台運営事業協同組合 事務局 担当:竹中
〒461-0001 名古屋市東区泉1-21-10
TEL 461-972-6003 FAX 461-972-6002
詳細は、愛知県舞台運営事業協同組合・舞台技術者セミナー係のホームページ
http://www.aac.pref.aichi.jp/sinkou/event/stage18/index.htmlに掲載されています。