(研修事業及び各委員会(後期)活動関連検討報告事項)
平成24年7月31日
盛夏の候、梅雨が明けてほっとする間もなく全国各地で記録的な猛暑、本格的な夏の到来です。しかし、3・11の大震災から早一年半が過ぎましたが、被災者への救済復興策も遅々として進まず、福島原発事故による放射能汚染被害地等では、未だ先が見えてきません。消費税増税に政治生命を賭ける前に、国策として迅速かつ強力な政策対応が望まれます。
さて、早いもので当組合の第18期の事業活動も中盤を迎へました。また、6月~7月は関連業界や各団体の「通常総会・記念セミナー・懇親会」等々の諸会が次々と開催されました。各関連団体様共々、事業活動の活性化と団体運営の為にご苦労されているとのことです。
組合員の皆様、夏期の野外ライブコンサートやイベント等々でご多忙の事とは存じますが、くれぐれもお身体を労りご活躍くださいますようお願い申し上げます。
日本舞台音響事業協同組合
三役・各委員長・事務局
1.平成24年度 中央会補助事業「経営幹部研修会in静岡/浜松」関連の経過報告三役・各委員長・事務局
(1)中央会「平成24年度 中小企業活路開拓調査・実現化事業 (研修事業)」関連について
イ.平成24年度の組合「研修事業」の一環として「経営幹部研修会in浜松」を企画提案し参加、中央会振興部にて「補助事
業実施組合等選考委員会」が開催、「採否」判定の結果、当組合を含む35の組合が採択された旨発表された。
・引続き、採択された各組合への補助金交付申請等の説明会が下記日程で開催された。
ロ.平成24年度中小企業活路開拓・実現化事業の選考結果並びに「説明会」開催について
日 時 :平成24年6月15日(金)受付開始13:00/説明会13:30 ~ 15:30
場 所 :全国中小企業団体中央会 7F 研修室
出席者:事業担当者・会計担当者各位の出席要請あり組合事務局にて対応出席団体:35
団体(中央会/別紙担当者一覧)
議 題:「研修事業の進め方について」についての詳細説明
・補助事業者の心構え・義務等について
・補助事業の事務手続きの流れ・スケジュールについて
・実施要領及び交付規定について(昨年度との変更点)
・事務処理要領(支出基準・消費税・旅費規定他)について、他
ハ.経費再検討後、補助対象経費相当分を改めて判断する。
(2)平成24年度「経営幹部研修会in浜松」研修内容(講師・会場他)について
イ.6月度「三役会」の開催にて、研修内容(案)の詳細(日時・会場・予算等)を再検討する。
開催日時:平成24年7月24日(火) 12:30 ~ 15:00(15:30)
場 所:ヒビノビルA館 5F「大会議室」
出 席 者 :三役・委員長 各位(下記プロジェクトメンバー他 関係者各位を予定)
・第3回プロジェクトメンバー(案)は下記の方々です。(今後進行状況により増員する。)
三役各位:三浦 理事長、小川各副理事長、(広報委員長)・中根・原 各副理事長、児玉 専務理事(経営委員長)、
西澤 常務理事(教育委員長)、及び
・静岡浜松地区担当:二村 徹 氏(静岡浜松地区組合員㈱アス・㈱日本シアタサービス中部地区組合員各位他、予定)
・研修内容の詳細打合せについて
下記、プレゼン研修内容を基礎として具体的に内容をまとめ、「研修ご案内」書類等を早急に作 成する。
(講師及び研修会場下見・技術協力スタッフ、及び機器機材関係・研修会場運用と技術協力スタッフ他について)
・今後の研修会関連の流れは、補助金交付申請(本申請)~補助金交付決定
・緊急打合せについて:愛舞協「セミナー」にて電波法関連打合せ・浜松にてヤマハ関連、会場等を打合せする(調整中)
ロ.平成24年度「中央会プレゼン」資料(概要)
1.メインテーマ 事 業 計 画 書(第5案)
当組合員の最新音響技術及び安全知識の習得、並びに経営面から見た最新音響機器の導(2)教育 委員会(安 全)関連事項
入、安全確保と危機管理に関しての現状認識と今後の展望を計る。その他、中小企業関係税
制改正及び電波法改正について研修する。
2.研修の目的(テーマを選定した理由、組合員等のニーズ)
昨今のオールデジタル化への潮流の中、音響機器もめまぐるしく日進月歩進化を遂げていま
す。ミキシングコンソール(音響調整卓)の分野では、長年のアナログ形式から現状ではデジタ
ル・ミキシングコンソールが主流となってきております。
今後、演出空間業務・音響部門に携わる者にとってはこの技術ノウハウの取得が不可欠で
す。特に、舞台音響業界の技術強化と活性化のためにも、経営・技術面での効果的な設備投
資(機器機材)が必要です。
そこで今回は、本格的なデジタル時代を迎えたメーカー各社より、様々な目的に合わせ開発さ
れ、飛躍的に進化した音響機器システム開発等のコンセプトを拝聴し、次期音響システム(コス
ト面・安全面・メンテナンス等)の最新情報を検証し研修します。このことから静岡県浜松市に本
社・音響機器製造工場を置くヤマハ株式会社様においての最新デジタル・コンソールの製造工
程の視察と最新機器のコンセプト・ポリシー等を学び、操作技術を習得していくことは大変意義
有ることです。
またワイヤレス・マイクの分野でもデジタル化への研究が着々と進められております。ことに、
本年電波法改正に伴い、2015年(予定)よりの周波数帯の完全移行が決定しております。
(A帯形式、現行周波数800mHz帯から ホワイトスペース(地デジ化前の地上波TV局持分、現
空き周波数400~700mHz帯)への)また出力も現行の10mWから30mW程度への改善が成さ
れようとしております。
このことから、業界全体が時流に乗り遅れない為にも正にこの時、ワイヤレス・マイク製造販売
メーカー様・特定ラジオマイク利用者連盟様を講師として招聘し、テーマ「ワイヤレス・マイク等
の法令改正」をふまえた上での現状と今後の動向」の講義を開催する。
(実際の視聴実験も含めて)このことは、経営面から見ても今後の新規機材設備投資(移行に
よる保証問題も含め)について大変役に立つこととなります。
先の3.11東日本大震災を経て、天災・人災を問わず当組合員の日頃からの危機管理と安全
知識の習得徹底は最重要課題です。
また不幸にも不測の事態が起きた時、事業主はこれに即対応すべく保険等を含めた保障問
題の備え(リスクマネージメント)は万全でなくてはなりません。「安全」に関わる広範囲に亘る
諸問題についても専門家を招聘し、より安心できる職場環境作りに役立てたいと考えます。
その他、平成24年度税制改正について、中小企業の活力強化にむけての特別租税措置各
事項について検証し研修します。
以上のことから、本年度研修事業としては、音楽の都市とも言われている静岡県浜松市に於
いて、研修を実施するものとします。
3.事業の内容(第5案)
(1)開催概要
① 開催期間:平成24年9月26日(水)~9月27日(木)
② 開催場所:ヤマハ株式会社
(所在地)ヤマハ㈱本社 18号館 集会室 浜松市中沢町10‐1
豊岡工場(音響機器・電子楽器等の製造)/静岡県磐田市松之木島203
掛川工場(ピアノの製造)/静岡県掛川市領家1480
アクトシティ浜松(財団法人 浜松市文化振興財団)コングレス センター
(所在地)〒430-7790 静岡県浜松市中区板屋町111-1
③ 受講予定人員:(受講対象者) 組合員・賛助会員・静岡地区舞台音響各社
(受講予定人数) 40人
(2)開催日程(予定)
【1日目】平成24年9月26日(水)
時 間 テ ー マ 講 師 (予 定)
10:00~10:20 オリエンテーション 組合理事長 三浦 傳 氏
10: 20~12:00 ヤマハ本社,
(1時間30分) デジタル最新機器のコンセ ヤマハ株式会社 PA事業部
プト・ポリシー解説 CSグループ 仙頭 聡 氏
12:00~13:00 昼食(1時間)
13:00~14:30 ヤマハ工場視察(豊岡工場) ヤマハ株式会社 PA事業部
(1時間30分) セル生産方式による工程 マネージャー 赤松 幹夫 氏
の視察他 ヤマハ株式会社 PA事業部
課 長 武田信次郎 氏
アクトシティ浜松CC
15:30~16:30 ワイヤレス・マイク等の ゼンハイザージャパン㈱
法令改正をふまえた上で 部 長 佐藤 満 氏
16:40~17:40 の現状と今後の動向」 「ヒビノインターサウンド㈱
17:50~18:50 「視聴実験」 代表取締役 福島 周治 氏
デジタルラジオマイクの 調整中 小野 良行 氏
(合計3時間00分) 規格の検証(質疑応答) ㈱オーディオテクニカ
(1日目計:6時間00分) 取締役 栗原 光利 氏
【2日目】平成24年9月27日(木)
時 間 テ ー マ 講 師 (予 定)
9:00~10:00 平成24年度中小企業関係 社会保険労務士(SR佐々木
(1時間00分) 税制の改正について 事務所) 代表佐々木久雄 氏
10:10~11:10 安全(リスクマネージメント) 日本舞台技術安全協会
(1時間00分) 公共多目的施設の安全管理 幹事会事務局 和田富美男 氏
11:20~12:20 電波法改正について 総務省綜合通信基盤局
(1時間00分) 法規改正までの経緯 電波部移動通信課
アクトシティ浜松CC (特定ラジオマイクの周波数移動) 課 長 星野 哲雄 氏
12:30~13:30 昼食(1時間)~浜松市楽器博物館(視察)
14:00~16:30 ヤマハ工場視察(掛川工場) ヤマハ株式会社 PA事業部
(2時間30分) 管弦楽器(電子・グランドピアノ) マネージャー赤松 幹夫 氏
16:30~17:00 質疑応答/アンケート回収 教育委員長 西澤 勝之 氏
(1日目計:5時間30分)
4.期待される成果、目標
(1)定性的な成果
全国組織として、組合員の連携強化と技術水準の向上を目指し、広く演出空間業界の事業基盤の強化と経営の安定を図るため、組合活動の事業戦略の一貫として研修会を実施、今後の業界を担う優れたリーダーが協同組合活動の主力となり、中小企業各社の事業継続と活性化及び組合員増強と地位の向上を目標とする。
(2)定量的な成果
日本の舞台音響事業者(全国約410社/組合加入社41社・組合加入率10%)の組合員の事業活動地区での情報発信・技術指導・人材育成等でリーダーとして活躍するために必要な研修カリキュラム(経営・技術・安全)を基礎に実施、組合員増強目標の50社の達成のため研修事業「幹部研修会」を企画開催し、舞台音響業界及び等事業協同組合の更なる発展の為本年度の事業計画活動目標の実現化を計る。
5.本事業を取り組む実施体制
(実施体制)
事業責任者:組合教育委員会(研修プロジェクト委員会 設置)委員長 西澤 勝之他、経営委員会 委員長 児玉 道久広報委員会 委員長 小川 富市他(開催地区 組合員より参加)経理担当者:組合事務局 鈴木 和美、西谷 克忠
(実施後の体制)
我々中小企業を取り巻く経営環境は総じて厳しく、舞台音響業界の現状を打開し強化活性化する為に、各地区の組合員(北海道・東北・関東・東京都・甲信越・中部・関西・中国四国・九州等)の各都道(府)県の演出空間事業(舞台・照明・音響・映像・制作)と協力体制を取り、業界の地位向上と情報交換・経営基盤の強化・技術水準の向上等を目的に研修会の実施開催を中心に共同活動をもって支援交流を行い今後の活動体制を構築する。
さらに、技術面での効果的な設備投資(機器機材)が必要で、早急且つ強力な対策が望まれるところで、慣性豊かな技術者が次世代のリーダー兼経営者となり舞台音業業界のみならず広く演出空間業界のリーダーとなることを成果目標とする。
そこで、今回はデジタル時代を迎えたメーカー各社より、次期設備投資為の音響システムのコンセプトを拝聴(視聴)し、様々な目的に合わせ開発された強力な新機能群と処理能力の飛躍的な向上と進化した音響機器システム等を、コスト面・仕込作業のシンプル化及び安全面・メンテナンス等、プロシュマーの皆様方のご要望を伝え、(PA・録音・音響機器・次世代のオーディオ伝送及びミキシングシステム、小型多機能コンソール、サラウンドオーディオ、5.1チャンネル、高音質オ-ディオ)等を視察し、最新情報を視聴研修する。
また、今後の大規模災害に対する日頃の危機管理と安全確保について継続検証し、永年その対応に努力している中部地区の災害対策について検証し、組合員(舞台音響業務)を含む演出空間関連企業の発展と活性化のためのネットワークの確立に努力する。 以上
4.各委員会関係 報告及び検討事項 (平成24年6月中旬 ~7月)
1)経営 委員会 関連事項報告(児玉 委員長)
(1)中央会「通常総会・表彰式・懇親会」開催等ご案内
イ.株式会社 商工組合中央金庫(代表取締役社長 関 哲夫 氏)平成24年「第4回定時株
主総会招集」ご案内
1.日 時 平成24年6月22日(金)午前10時00分 ~
2.場 所 東京商工会議所ビル4階 「東商ホール」
3.目的事項報告事項
1.第83期(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)事業報告の内容及び計算書類の
内容報告の件
2.第83期(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)連結決算書類の内容並びに会計
監査人及び監査役会の連結計算書類監査結果報告の件決算事項
※第83期(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)期末配当金計算書
組合持株数×1株配当(税率20%) 税引配当金額について
(2)経営 委員会(共同購買・商品開発) 関連事項
イ.「共同購買の組合取扱い商品」販売について
・オリジナル商品「MRC-ZEROマイクロホン・クリーンシャワー」
平成24年4~5月度の売上 サンミューズ・PAC・名古屋共立・ヒビノ、274本
平成24年6~7月度の売上 サンミューズ・ヒビノ・他、 485本
※ 7月23日 現在 在庫数(3144本) 4月~7月合 計 759 本
2)広報 委員会 関連事項報告(小川 委員長)
(1)広報 委員会(会員増強)関連報告
イ.平成24年6月1日現在(組合員・賛助会員 名簿)
・組合員41社(出資金46口)・賛助会員19社(内:学校法人6校)
(2)広報 委員会 (広報/ホームページ)
イ.「ホームページ」WEB運営管理の関連報告・平成24年度のHPの運営対応について現
在、バナー広告料は下期賦課金請求時(8月)に合わせ、請求書発送。
ロ.組合HP事業としての確立を目指した営業活動について・組合の新たな事業として「バ
ナー広告の募集中」のご案内について
(3)広報 委員会(福利厚生)関連報告
イ.平成24年度の「福祉共済制度・団体定期保険」(太陽生命)について
福祉共済制度のお勧め~災害保障特約付団体定期保険~組合独自の共済制度です!
・平成24年度(締切4月11日/6月1日より新年度)の更新及び新規加入ご案内
資料パンフ(引受保険会社・太陽生命)を組合員各社へ発送しました。
災害補償特約付き団体定期保険のご案内(補償期間 平成24年6月1日より1年間 )
・団体定期保険配当金のお支払いについて報告
・太陽生命(組合担当 加藤氏)より、「制度設計報告書」が提出されました。
ロ.平成24年度「第三者賠償・機材総合保障共済」(エース保険)事業活動の為の各総
合保障保険ご案内資料を5月中旬までに組合員各位へ発送した。
・第三者賠償責任保険のご案内(補償期間 平成24年7月1日より1年間 )
・機材総合補償保険 のご案内(補償期間 平成24年7月1日より1年間 )
ハ.財団法人 中小企業災害補償共済福祉財団(あんしん財団)共催制度のご案内
・紹介代理所制度について~制度のご活用で組合団体・組合員各社のさらなる事業経営
の安定化を~ケガの補償/安全の助成/ゆとり健康
あんしん財団 担当者 南東京支社 業務推進課 課長 北村 氏他、による、組合の新規
事業の一環としての対応を考慮、「共催制度の仕組み」 のプレゼンを行った。
(参考資料パンフにて、あんしん財団の業務の説明をします。)
2)教育 委員会 関連事項報告(西澤 委員長)
(1)教育 委員会(技能検定)関連事項
イ.平成24年度(前期)舞台機構調整技能士(音響3級)検定試験」水準調整会議の開催
・東京都職業能力開発協会より『平成24年度前期(3級)技能検定実技試験首席検定委
員・事務局会議』を平成24年5月30日(水)中央城北職業能力開発センターで開催した。
また水準調整会議終了後に第1回東京都舞台機構調整技能検定協議会を開催した。
(1)平成24年度前期技能検定(3級)実技試験水準調整(音響機構調整作業)
(2)平成24年度第1回東京都舞台機構調整技能検定協議会
問合せ先:東京都舞台機構調整技能検定協議会 庶務担当日本舞台音響事業協同
組合 事務局まで
ロ.平成24年度(前期)「舞台機構調整技能検定(音響3級)試験」業務分担について
・引続き同会場にて、関係全校(8校の検定担当者)が参加して日程調整会議を開催する。
各校検定担当教務(東放学園音響専門学校・音響芸術専門学校・日本工学院専門学校
日本工学院八王子専門学校・東京ビジュアルアーツ・東京スクールオブミュージック東京
スクールオブミュージック渋谷校 尚美ミュージックカレッジ専門学校、以上の8校)と検定
実施運営関連の実務作業団体として、日本舞台音響家協会・日本舞台音響事業協同組
合 事務局の担当各位、(参加者約25名の方々)・試験実施業務(受検案内・検定委員)他
についての水準会議
8校の実施試験日程予定日等の実施シフトを作成(6月中旬)までに決定し実施した。
(担当・鈴木)
イ.平成24年度「全国安全週間」の実施について
・ 厚生労働省は、平成24年6月1日~30日までを準備期間とし平成24年7月1日~7日まで
を本週間し「全国安全週間」を実施した。
・平成24年度の全国安全週間は、下記「スローガン」にて展開する。
「ルールを守る安全職場 みんなで目指すゼロ災害」つきましては、この週間の趣旨をご
理解いただき、関係機関及び傘下の団体等に対する周知等格段の後協力を給わりますよ
う、よろしくお願い申し上げます。
イ.第19回「愛知県舞台技術者セミナー」開催のご案内
「劇場等 演出空間での表現と安全の確保とはⅡ」開催概要基調講演では、文化庁より、
これからの我が国の文化政策についてのお話を伺います。続いてのシンポジウムでは、
「劇場法(仮)」が、本年、「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律(案)」として音楽議員
連盟により国会への法案提出の運びとなりました(平成24年4月26日現在)ので、その内
容について舞台技術者の観点から考察し、年末に策定が予定されている指針に対する提
言について話し合います。
また、総務省が進める電波利用の再編に伴い、2015年より劇場等演出空間での電波の
周波数帯域が移行される事となりました。「劇場用ワイヤレス帯域の割り当てと対応」につ
いて、総務省総合通信基盤局電波部より詳しく伺います。2009年に「劇場等演出空間運
用基準協議会」から発行された「劇場等演出空間の運用および安全に関するガイドライン」
が、「ガイドライン2012」として発行されます。
本セミナーでは、新国立劇場技術部長 伊藤久幸氏による「ガイドライン2012」の説明と
「劇場等演出空間運用基準協議会」での「暗所作業」「高所作業」への取り組み・新国立劇
場の安全作業への取り組みについて講演いただきます。
実技では、「ブリッジからの墜落におけるレスキュー技術」・「ラインアレイ用リフターでの
安全確保」などの実験を行います。また、現在建替えが進行中の「新しい歌舞伎座」の設
計コンセプトならびに最新の舞台機構設備等をご紹介いただきます。
講 師:門岡 裕一 文化庁 文化部芸術文化課 文化活動振興室長
星野 哲雄 総務省総合通信基盤局電波部移動通信課課長補佐
伊藤 久幸 新国立劇場技術部長 田村 孝子 静岡県
コンベンションアーツセンターグランシップ館長
衛 紀生 岐阜県可児市文化創造センター館長兼劇場総監督特別講師
佐藤 壽晃 劇場コンサルタント・照明家
松木 哲志 舞台音響家
草加 叔也 劇場コンサルタント
尚、講師他研修セミナーの詳細は下記ホームページにてご覧ください。
参加対象:舞台技術者(照明/音響/美術/舞台監督/劇場管理技術)演出家・劇場
建築家・実演家・演劇関係者・建築機材メーカー安全機器メーカー社員各位
日 時:平成24年7月10日(火)~11日(水) 9:30~受付(小ホールロビー)
会 場:愛知県芸術劇場大ホール・小ホール
主 催:愛知芸術文化センター(愛知県芸術劇場)
(財)愛知県文化振興事業団・愛知県舞台運営事業協同組合
後 援:文化庁/(社)日本芸能実演家団体協議会・他諸団体各位プログラムの内容
についてのお問合せ愛知県舞台運営事業協同組合 事務局
〒461-000名古屋市東区泉1-21-10
詳細は愛知県舞台運営事業協同組合・舞台技術者セミナー係のホームページ
http://www.aac.pref.aichi.jp/sinkou/event/stage19/index.html にて掲載。
5.その他の報告及び検討事項
(1)役各位からの提案事項等について
イ.マイクロフォンの寄贈についての報告東北地区大震災に被災された学校(幼稚園・小学
校・中学校・高校)約31各校へのマイクロフォンの寄贈についての経過報告※ 現在進行対
応中、別紙資料にて報告します。
・マイクロフォン寄贈、各校への「ご希望」締め切りのお知らせ・ご協力の「組合員・賛助会
員」各位への、御礼(感謝状等)ご挨拶について
・その他、今後の対応について三浦理事長より、今後の活動関連の作業等の近況報告他
ロ.組合設立20周年記念事業プロジェクト委員会について
(仮)タイムスケジュール作成 18期(2012年/H24年)~19期(2013年/H25年)
※組合設立20周年記念事業
20期(2014年/H26年)役員改選(任期2年)1月~12月までの1年間の期間で各種記念
事業を実施する。
※これれまでの例~
・記念式典開催・表彰状及び感謝状の贈与/記念品(表彰盾)
・記念誌の発行
・第二回「音響業界のデーター」調査
・記念事業イベント「舞台テレビ音響機器機材展」(仮称)、他
・今後の「タイムスケジュール」20期(2014年/H26年1月~12月)に向かって
・プロジェクト委員の選出について、当面は三役各位お願いする(案)他
ハ.その他の提案事項等について
・2012年度の夏期懇親会「納涼屋形船から東京スカイツ リー」開催について
夏恒例の「サマークルーズ」を「納涼屋形船から東京スカイツリー」に変更して開催。
開催予定日:平成24年7月24日(火)
受付集合 17:30 ~出航 ~ 船清(ふなせい)18:00 ~
ニ.組合懇親コンペ 第28回「響打会」ゴルフコンペのご案内
開催日時 :平成24年10月2日(火)
幹 事 :河合 直義 氏 他新千葉カントリークラブで決定です。
(プレーフィー費 11,000円ランチ付き)
※ 詳細決定次第、ご案内させていただきます。
(2)「新組織」体制について
引続き開催される、「各委員会」分科会について
イ.今年度の下期 第18期(7月~12月)「組合活動スケジュール」について
・会議関連(全国理事会・三役会・各委員会・他各プロジェクト委員会 他)
・研修関連(幹部研修会・関連諸団体の研修セミナー 他)
・イベント展示会(関連団体機器展示会他)・懇親会関連(各種記念懇親パーティー他)
・海外研修関連について(本年度は見送りとし、次年度開催に向けて継続審議する。
(3)次回、平成24年8月度の「三役会」開催について
イ.8月度「三役会」~第4回「幹部研修会プロジェクト委員会」を開催の件
三役各位のスケジュール 三浦 理事長・小川 副理事長・中根 副理事長・原 副理事長・
児玉 専務理事西澤 常務理事ほか、役員理事及び各委員会担当者の方々
※ 2012年(平成24年)7月24日(火)にて決定。
以上