東日本大震災で被災されました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
今後、中小企業団体中央会の総力をあげて、被災されました中小企業組合関係者等の復旧に尽力してまいります。

◇夏期に向けた「節電自主行動計画」策定のお願い
　「東日本大震災」の発生に伴い、東京・東北電力管内の電力供給力は大幅に減少し、需給ギャップに対処するため、緊急措置として計画停電が実施されました。４月８日には、計画停電は「不実施が原則」の状態へ移行しましたが、さらに電力需要のピークを迎える夏場にかけて需給ギャップが大きくなることが見込まれています。

　政府は、これに対応するため、供給面の対策を講じるとともに、需要面の対策として、全ての需要家にピーク期間・時間帯における使用最大電力を15％抑制することを求めています。
　多くの中小企業が該当する契約電力500kW未満の小口需要家に対しては、法的措置が講じられないものの、空調・照明機器等の節電、営業時間の短縮・シフト、夏期休業の設定・延長・分散化等をするための具体的取組みについて自主行動計画を策定し、実行することが求められています。

　そこで、本会では、節電ならびに使用最大電力抑制といった電力対策のガイドとして、小口需要家の皆様の参考にしていただくため、具体的な節電のメニュー例が提示され、自主行動計画作成のひな形となる資源エネルギー庁作成の「小口需要家の節電行動計画の標準フォーマット」の活用手順について解説したガイドラインを作成いたしました。

　中小企業の皆さまにおかれましては、本ガイドラインを参考として、自主行動計画を策定・実行し、夏期の節電に取り組まれますよう、よろしくお願いいたします。

中小企業における「夏期の節電自主行動計画の作成に関するガイドライン」（全国中央会作成）　　
　　※「節電行動計画」標準フォーマット付

http://www.chuokai.or.jp/info/setsuden01.pdf

　　　　小口需要家の「節電行動計画」標準フォーマット
　　　　　　　　　　　　　　http://www.chuokai.or.jp/info/format.pdf
　　　　詳細は、全国中小企業団体中央会のホームページ
　　　　　　　　　　　　　　　　　http://www.chuokai.or.jp/　　に掲載されている。