平成18年10月27日(金曜日)「幹部研修会・技術セミナー」(2日目)
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● 9:30〜9:50 |
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石川厚生年金会館(ウェルシテイ金沢)ロビーに集合し参加者受付
(専門校学生参加要請)研修資料等の配布行う。
チャーター大型バス(約40名)にて技術セミナー第1会場(浅野楽器店の見学展示会場/白山市福留)に移動する。
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● 9:30〜12:00 |
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技術セミナー・その1
講演:「日本伝統邦楽の太鼓の歴史と芸術文化」について
『太鼓づくりと音づくり』
舞台制作技術者(舞台音響)「日本伝統邦楽の音響効果技術」について及び和太鼓文化芸能と歴史、音楽と芸術性 について、太鼓製作で日本一と絶賛される、石川県白山市の地場産業資料館「太鼓の里資料館」及び製作工場の視察見学と解説する。(パソコン/V素材有等)
講師:浅野 昭利 氏(あさの あきとし)
(財)浅野太鼓文化研究所 理事長・浅野太鼓祭司㈱ 代表取締役社長
(株)浅野太鼓楽器店 代表取締役専務/太鼓文化のプロデューサー
プロフィール
創業、慶長14年(1609年)の歴史をもつ㈱浅野太鼓楽器店にて、太鼓の製作から伝統芸術として演奏まで、更に演奏者の教育・育成・指導と活躍、又地場産業としての太鼓づくりの技の伝承と幅広くご活躍中。(優れた和太鼓のアーティストの育成、等)
製作工場視察
講義に入る前に、石川県白山市の地場産業として和太鼓製造の日本一になった「浅野太鼓の製作工場」の視察見学を行い、太鼓製造の課程にそって進行、作業
中にも関わらず多くの質問に対し、職人各位の懇切丁寧な説明解説があり、無事工場の視察を終了、「太鼓の里資料館」へ移動し講義研修となった。
講義テーマ
1.「太鼓の里」の歴史と文化について
太鼓の里「浅野太鼓」は、豊かな森林に恵まれた日本では、長い歴史を通して独特の木の文化を育んできました。和太鼓もまた、そうした木の文化を受け継ぐ
もののひとつです。木は音響放射に優れている為、太鼓音の共鳴器ともいえる胴部に木を用いた太鼓の音色は深みがありまろやかで、安らいだ感じがします。等
などの詳細な解説があった。
2.「太鼓づくり」その製造と巧の技について
和太鼓づくりの一貫生産体制を持つ浅野太鼓は、江戸時代初期の慶長14年(1609)年、加賀藩の御召を受けた薩摩の國の太鼓師・左衛門五郎が、石川郡
石川村福富にて創業し、以来、能楽・雅楽用の太鼓や鼓、馬具などの製造にあたり、加賀藩の芸能や武芸の振興に尽力。やがて大きな時代の変遷の中で創業時よ
り受け継いだ伝統のわざを継承しつつ、つねに新しい求めに対応した知識と技術の研鑚を重ねて参りました。等の解説があった。
3.「太鼓の音づくり」打てば響く、について
浅野太鼓は創業以来四百年の伝統を継承するだけでなく、様々な革新的試みにも挑戦してまいりました。その一つが新しい機能をもった太鼓の開発で、特に機
能性デザイン性など厳しい審査基準をクリアした商品だけが認定される、総合的なデザイン評価制度「グッドデザイン賞」の受賞は、和太鼓の分野における初の
快挙として、日本の伝統楽器の世界に新風を送り込んでいます。等々から、和太鼓芸能の現代史についての充実した内容の講義となり多少時間オーバーして終了
した。
〜質疑応答〜研修参加者〜
研修参考資料(3部)
1.「和太鼓が楽しくなる本」財団法人 浅野太鼓文化研究所 発行
2.「太鼓匠・この道400年」太鼓の里 浅野 ㈱浅野太鼓楽器店 発行
3.「打てば響く太鼓」浅野太鼓HP、浅野 昭利氏のコラム「太鼓の話」より
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「太鼓の里」研修会場風景 |
研修受講の皆さん |
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● 12:00〜13:00 |
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昼 食
「昼 食」(弁当:参加者37人分)
場所:第2会場の「クレイン」楽屋にて食事(弁当) |
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● 8:30〜12:00 |
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第2会場/仕込・タイムスケジュール
別班で会場スタンバイ/北陸地区 組合員各社(オトムラ・アートエレクトロン・エスアールディー各社の皆様)
機材搬入(会場搬入可能/別紙搬入経路 確認)
機材搬入(楽器・音響機材/㈱オトムラ他)
セッテング 開始サウンドチエック(セミナー打合せ)
スタッフ・車輛・機材・ホール機材備品その他について
※技術研修の具体的な内容と進め方に合せて、第2会場及び使用機材・スタッフ数・タイムスケジュール等にて
(乙村理事、小瀬理事他、北陸地区各社の皆様と調整) |
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● 12:50 |
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会場:第2会場(午後の部)
白山市鶴来総合文化会館「クレイン」ホール
司会進行 教育委員会 挨拶:小瀬 高夫 氏((株)ヴァーゴ社長)
北陸地区担当理事 挨拶:乙村 幹 氏((株)オトムラ社長)
組合理事長 挨拶:二神 靖夫 氏((株)ジェー・エス・エス社長) |
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● 13:00〜15:00 |
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技術セミナー・その2
講演:「邦楽の音響(PA)技術」について
「日本伝統邦楽」の和太鼓中心に和楽器の音響効果と特性及び音源としての音響技術と運用について解説「浅野太鼓」の音響実演技術研修、日本古来の和楽器の分類及び楽器構成及び電気音響による拡声伝達技術について研修する。
実演:「浅野太鼓ミニ演奏会」
舞台創として音響実演技術の研修するミニライブ実演を専属音響プランナーによる音合せ作業及びサウンドチェックから研修、本番としてライブ演奏を聴く。
講師:小瀬 高夫 氏(こせ たかお)
当組合 教育安全情報委員会 委員長・専門学校音響技術 講師
株式会社 ヴァーゴ 代表取締役 社長
プロフィール
株式会社ヴァーゴ社長として多くのライブコンサート・イベントを手掛け、近年は年2回程の海外でのコンサート(和太鼓)にも参加し大活躍、また、貴重な時間を音響専門学校等にて後輩の教育(音響技術)指導の為に充て、更に音響技術の研修会や専門部会にてご活躍中。
講師:実演「炎太鼓」社中(ほのお だいこ)
プロフィール
地下朱美、木下千恵子、山田瑞恵、他の女性による構成で、1986年の結成以来、のびやかな自然に恵まれた石川県白山市を拠点に独自の音づくりを模索し
ながら修練を重ねている。女性ならではの「繊細な美」と「情念」の表現を目指し、結成直後より海外の舞台に進出し、日本の太鼓を世界に向けてアピールして
いる。
実演:「炎太鼓」演奏その1「out of blue」
1.和太鼓の構造、発音の違い
具体的な説明は、午前の製作現場にて説明を受け伝統技術面での多くの苦労話を聞く事が出来た。また、音についの三要素「音の大きさ」「音の高さ」「音色」から見る、和太鼓の構造、発音の違いを解説
2.和太鼓音楽と楽器構成
小瀬講師の解説により、大太鼓・長胴太鼓・附締太鼓・平太鼓・桶胴太鼓・英哲型桶胴太鼓・かつぎ桶太鼓・腰鼓・団扇太鼓・宮太鼓・能楽・長唄、民謡用太
鼓・雅楽器・鳴り物等他、多くの和楽器、太鼓類から実際に音を出し、その楽器の持つ特性を音響技術によってどう生かすか等、検証した。
3.和太鼓とマイク収音の実験
実際に「炎太鼓」の皆さんに参加演奏して頂き、太鼓の種類に合わせ、各種マイクをセッテングし音質・音量音圧等再生しベクトル波形をスクリーンに映像を
出し、その特性を検証し研修を行った。また、当地組合員の㈱オトムラ様で開発した和太鼓専用マイクによる収音実験もとり入れた内容の濃い研修となった。
4.収音法の違いと実際のセッティング
引続き、舞台上にて全ての太鼓(約14種類)を演奏して頂き、生音とPAOUTの音質等の実験等を行い検証した。
実 演: 演奏その1「炎太鼓」・演奏その2「百花の乱」 計2回の「ライブ演奏」
〜質疑応答〜研修参加者〜
研修参考資料(3部)
1.「太鼓匠・この道400年」太鼓の里 浅野 ㈱浅野太鼓楽器店 発行
2.「クレイン」ホール研修仕込図(舞台・音響・照明)
3.「和太鼓が楽しくなる本」科学編 ㈱浅野太鼓楽器店 発行
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● 15:00〜15:30 |
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休憩タイム(プロジェクター使用:中央移動し、上手スクリーンをセット及び研修資料素材のパソコン出しチェックする。 |
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● 15:30〜17:00 |
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技術セミナー・その3
追加テーマ「演出空間仮設電気設備指針」の対応について
昨今、和楽器と洋楽器によるコラボレーション演奏会等が盛んに開催され国際的にも新しい音楽表現として脚光を浴び、多くの大規模ライブコンサート等が開
催されています。そこで今回は「邦楽公演の現場における音響技術の現況と実績」及び追加テーマとして「演出空間仮設電気設備指針」の対応(その2)とし
て、現場や仮設現場での音響電源について触れ、早急に対応しなくてはいけない仮設電源の機器機材について研修資料映像プロジェクターを使用しての講義と
なった。
講師各位「プロフィール」
丸岡 壽昭 氏(日本舞台技術安全協会 副理事長 (株)共立 相談役)
(株)共立 相談役、日本舞台音響事業協同組合 副理事長・日本舞台技術安全協会 副理事長・日本照明家協会 理事等々、舞台全般に渡る関連業界の発展と舞台技術の向上と安全作業の推進ため、また、わが国文化芸術の発展の為、多方面で活躍中。
加藤 明 氏(日本舞台音響家協会 理事 事務局長)
日本舞台音響家協会 理事 事務局長として舞台音響関連業界の発展と舞台技術の向上と後輩の指導にご尽力、また現役として多方面でご活躍中。舞台機構調整技能士(音響)1級 他
講義進行及び研修カリキュラムに関して今後の反省材料が残った。
〜質疑応答〜研修参加者〜
(アンケート回収)
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「仮設電気設備指針」研修会場風景 |
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● 17:00〜17:20 |
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閉会の挨拶
事務局より研修会への参加お礼と、丸岡副理事長及び教育情報委員長 小瀬 高夫氏より閉会の挨拶があり2日間にわたる当組合主催「経営幹部研修会」を終了した。
閉会の挨拶:三浦 傳 氏(専務理事/(株)サンフニックス社長) |
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平成18年11月2日(木)
報告者 日本舞台音響事業協同組合
教育情報委員長 小瀬 高夫
事務局長 西谷 克忠 |